「四国の飛び地」東寺訪問記

2018年8月5日アップロード

本年も、小島剛一さんとお会いする機会を得ました。この数年は、移動中の小島さんが京都を通過する際に出迎え、散策して次の目的地へ出発されるのを見送る、という形をとっています。今回も京都駅で出迎え、周辺の諸寺を散策しながらあれこれと雑談し、次の目的地に出立されるのを見送りました。今年はサッカーのワールドカップでフランスが優勝した際のマクロン大統領の(やや度を越した)大はしゃぎや、EU離脱交渉におけるUKの迷走ぶりなど、やはり話題には、事欠くところがありません。ただ、以前に比べると、ヨーロッパ情勢に関する意見をうかがうことが増えたかな、と思います。
さて、そんな話をしながらの京都駅周辺の散策でしたが、昨年に引き続き、今年も最初に向かった先は東寺でした。小島さんといえば日本以外の土地での旅経験が豊富な方ですが、これまで何度か、四国の遍路道を歩かれています(詳細は、小島さんのブログをご覧ください)。
近年、四国八十八か所をめぐる遍路旅の人気が高まっているようで、私の周囲にも何人か遍路旅を行った人がいます。そのブームに便乗しようとしたのか、京都の東寺が
「八十八か所めぐり・0番札所」
と称した立て看板を立てているのを確認したのが昨年のこと。その立て看板が、今年はどのようになっているのか。大いなる関心をもって見学に行ったところ、「0番札所」の立て看板は泣く、代わりにあったのが下の立て看板です↓

東寺はいつから、四国の一部になったのでしょうか。京都に住んで二十年ほどになるのですが、初めて聞く怪情報です。