ひたすらにひきこもる日々の中で

どこにも行かない3月、4月が過ぎようとしています。3日ほど前に所用で彦根に行ったのですが、それを除けば遠出とは無縁です。

外出自粛を順守しているというよりは、大学はオンラインへの切り替え準備で休校状態、ほとんどの大学が入構禁止措置をとっているので、図書館に行けないとあれば、基本的に行くところがないのです。それにしても「不要不急」というのは、耳にした人を惑わせて思考停止に追い込む意味不明な言葉だなぁ、言語不明瞭な現政権らしいと思いながら。

今気を付けていることは、Stay Homeというのは、原理原則としては正しいけれども、ひとこと付け加えたほうがよいだろう、and, Open the Windowという一言を。SARSの時に一番効力を発揮した対処法が窓の全面開放と病室の強制排気だった、というレポートを読んでから、私の居宅は、在宅時は窓を全面開放しており、室内の空気は外気と一体化しております。高野川を散歩するとき(おじいちゃんのような・・・)以外は終日在宅しておりますので、窓を開けていない時間帯はほとんどないわけです。面白いもので、「換気原理主義」者になってから、いまのところ体調を崩しておりません。病は悪い(空)気から、というところでしょうか。

さて、この2か月ほどの間に買い込んだ本の紹介など。

 

旅行人編集長・蔵前仁一氏による珠玉の写真集。いちばん最初に旅人として中国を訪れたのは1999年ですから、その時点ですでに、全く別物となっていたのだなぁ、と改めて実感します。

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 立命館の大戸ゼミで長く一緒だった、篠原道法さんの単著。おめでとうございます。