年の瀬に(2024)

今年も、もう暮れようとしています。

1年を振り返ってみますと、昨年に引き続き、印象的な旅が多かったと思うのです。春にはエディンバラへの「里帰り」と初の訪仏、そしてストラスブールでの小島剛一さんとの邂逅(「聴講」でもありました・笑)という盛り沢山の洋行がありました。9月には十余年ぶりのトルコ訪問、さらに10月には上海での日韓中シンポジウム参加、こちらは初の「海外出張」というおまけ付きでした。3度の国外渡航は、何れも実り多きものでした。

国内で特筆すべきことは、プール通いを始めたことでしょう。プールに併設の風呂目当てでのことですから、これはとりもなおさず、銭湯から距離を置いたということになります。2019年以来の、学生集団の溜まり場と化して荒れ放題の銭湯の「惨状」には、ほとほと嫌気がさしておりましたので、この点でも一区切りという感があります。副産物として、季節感がなくなってしまったことと、体重が減ってしまったことがあります。・・・その所為でしょうか、今年の冬は寒く感じます。

この年の瀬は、今日買ってきた下記の本を読みながら、テストとシラバス作成に勤しんでおります。皆様、明年もよろしくお願いします。 

books.bunshun.jp

著者・長谷川岳男先生は、今年で御定年です。先日の古代史研究会での講演は、大変に印象深いものでした。