東方キリスト教圏研究会報告「旅人たちのアーカイブをどうするか」

3月27日アップロード

本日、東方キリスト教圏研究会という研究会で、報告をしてきました。報告題目は
「旅人たちのアーカイブをどうするか − 「情報ノート」研究の可能性と課題」
ということで。
なぜ、このテーマを選んだのかと申しますと。
私がシルクロード横断をした2000年当時に旅人たちが溜まっていた日本人宿、もしくは日本料理屋に置いてあり、散々お世話になった「情報ノート」でありますが、その情報更新と情報ノートそのものの散逸が、ここのところ著しいということに危惧を抱いてきたということが、そもそもの発端。会の主催者の1人であるH川氏は、もともとバックパッカーということもあり、半年ほど前に古本祭でその話をしたところ意気投合してしまい、その時から
「いずれは、ワークショップなり開いて報告を」
とお話をしていたのですが、今回はその助走的な位置づけということになりましょうか、喜んで報告をお引き受けした次第。
・・・なのですが、・・・これほど困った報告もありませんでした(苦笑)。というのは、普段、折に触れて各所で話していることを、ほぼそっくりそのまま、まとめた形で話しただけでしたので。・・・事前準備も
「うわ、これ以上、準備ってなにできることがあるんだろ」
と困り果てる始末。なんとかパワーポイントを作りまして、滔々と話をしました。意外にもウケは良かったようで、報告者としてはホッと一息、胸をなで下ろした次第であります。