西洋史読書会

すっかり朝も寒くなってしまったが、今日は9時半に京大・時計台記念館に入る。毎年「文化の日」恒例、西洋史読書会である。報告は時代順にされるために、最初と次の報告くらいを聴いてお暇するのが通例となっているが、今日は私の先生が午前の最後に発表されるので、午前中は最後まで参加していることに。休憩時間や、午前の部が終わった直後くらいは挨拶回り。特に、関西学院大学の中谷先生にはこちらの本を頂いていたので、そのお礼を申し上げる。

歴史を冒険するために―歴史と歴史学をめぐる講義

歴史を冒険するために―歴史と歴史学をめぐる講義

午前の部が終わってから、京大に行った後輩N田さんと昼食。今日は学会ラッシュで時計台付近の食堂は軒並み満員、我々二人は外に彷徨い出て、行き着いた所は何故かインド料理屋。彼女は皿一杯にもられたサフランライスに、私は皿からフリーダムなまでにはみ出たナンに目を白黒。味はとても美味しかった。飯を食いながら、とっぷりお互いの情報交換。彼女が府大に遊びに来る時には何故か私は席を外していることが多いし、なかなかじっくり話をする機会は珍しいので、なかなかに貴重。
私は午前の部で京大から離れて、知恩寺で行われている古本祭りを見て回る。本日が最終日。自分の時代領域の報告を聞き終えた先生方が数名、回っていらして、やはり此処でも挨拶回り。何だかなぁ。
そんなわけで、初日(10月30日)と今日の収穫を幾つか。洋書は古くて画像が出ないので、日本語の書籍を。
古代を甦らせた人々 (1981年)

古代を甦らせた人々 (1981年)

うぉっと画像が出ない!やはり古すぎたか。
イスラム入門 (講談社学術文庫)

イスラム入門 (講談社学術文庫)

今更?の一冊。何よりギブの本は、一昨年度・昨年度と授業で読んだので。
イスタンブールを愛した人々―エピソードで綴る激動のトルコ (中公新書)

イスタンブールを愛した人々―エピソードで綴る激動のトルコ (中公新書)

これも、「未だ持っていなかったのかよお前」と突っ込まれそうな一冊。
カルタゴ人の世界 (講談社学術文庫)

カルタゴ人の世界 (講談社学術文庫)

私のテーマのひとつ、「蛮族論」との兼ね合いで。