西洋史学会始末記

19〜21日の3日間、東京に行ってきました。これで帰国から4度目の東京行きとなります。本来、東京との相性がよくない(笑)私としては、異例の頻度での東行きです。
さて、今回の東京行きは、西洋史学会・古代史部会での報告を担当したためです。
「第3次シリア戦争について」
と題した部会報告は、20日の午前中の担当。これがまた、当社予測よりも広がりと問題を含んだ主題で、にもかかわらず史料が少ないという事件で、
「これは・・・手に余る・・・」
と冷や汗をたらしながらの報告でありました。貴重な指摘をいただいた諸先生、そして司会を担当してくださった東海大学の春田先生、本当にありがとうございました。
その同じ20日エディンバラ大学に私と同時期に交換留学できていた学生たちを中心に、同窓会を設けました。
'Past meets Present, Present meets Past'
と題した宴には15人が参集、非常に楽しい一時でした。とりわけ嬉しかったのは、2009年の第一次エディンバラ滞在時の学友・こーじさんとの再会です。2009年末にカイロで会った後、しばらく会う機会がありませんでしたが、こうして再会することができました。こーじさんには、エディンバラ大学Ph.D過程のそらさんや、同大学日本語学科のチューターであるリチャードなどを紹介してくれ、私の第2次エディンバラ生活でも助けてくれた人です。そのこーじさんと、またこうして肩を並べて酒盃を傾ける機会をもてたこと、とても嬉しい一時でした。もうひとつ嬉しかったのは、そらさんがエディンバラから持ってきてくれた、友人たちからのメッセージです。思わず感涙にむせんでしまいました。