小島剛一氏との邂逅

しばらくの無沙汰、大変失礼いたしました。この半月ほどは、バイトに追いまくられる日々でありました。
さて、今日は鞍馬山にまで足を伸ばして参りました。鞍馬に足を運ぶのは、実は京都に居を移してからはじめてのことであります。出町柳から叡山電鉄に乗ること30分、この地に足を運んだのは、タイトルにあるように、小島剛一氏に声をかけていただいたためです。
小島剛一氏といえば、名著『トルコのもう一つの顔』の著者として、知る人ぞ知る人物でありましょう。氏が2010年に出された『漂流するトルコ 続「トルコのもうひとつの顔」』に関する紹介記事を本ブログにアップロードしたことが縁となりまして、このたび会う運びとなった次第です。
氏とお会いしたのは約束の11時よりも15分ほど前のこと。ここから山門をくぐって鞍馬山の一番高いところまでのぼりました。そのあと麓に引き返した後、今度は街道づたいに温泉にいたり、露天風呂から景色を楽しみつつ、いろいろと雑談にふけったというのが今日の行程でありました。
さて、どのような話をしたのか・・・というところなのですが、実は、事前には何も決めておりませんでした。事前にあれこれ考えるよりも、自然な流れに任せよう・・・と考えたのであります。実際、話題はいろいろと飛んだもの(そのため、「どんな話をしたか」という詳細の紹介は、まとまりきらないので省略)でありますが、全ての話題に鮮やかな返しを頂いて、驚いたり納得したりすること、数知れず。かように貴重な「校外学習」の機会を得る幸運をかみしめるとともに、自らの浅学を改めて顧みる、そんな一日となりました。そして鞍馬、本当に良いところでした。

再構築した日本語文法

再構築した日本語文法

氏の最新の著書。ただいま、ゆっくりと読み進めております。


そして、鞍馬での写真。