「女坂」攻略

京都で「女坂」といえば、東大路から智積院の北側を通過し、京都女子大学へと至る坂のことを指します。ここは京都女子大学だけではなく、京都女子中学・高等学校も擁する「京都女子学園」の施設があるため、この坂道は女子だらけです。本日は、京都に来てから初めてになりますが、この「女坂」を攻めることに相成りました。
しかし、残念ながら、今日のコンディションは、この女坂攻めには、最悪のコンディションでした。先ず、バイト先の仮眠所で起きたら、なんと左の股関節が痛い。かばっていたら、ただでさえ痛い腰が余計に痛む(泣)。極めつけは、昨日来の雨・・・という具合でしたが、午後2時少し前、府大近くのバス停からバスに乗って、この女坂を目指すこととなりました。だいたい40分くらいかかりましたか。この雨天でなければ、傘差し歩く女子学生たちを、じっくり見学していたかもしれませんが(爆)
さて、本日の女坂攻めの目的は、女子学生見物、ではありません。先日、当ブログでも紹介した、こちらの本のお礼を申し上げるため↓

大月氏―中央アジアに謎の民族を尋ねて (東方選書 38)

大月氏―中央アジアに謎の民族を尋ねて (東方選書 38)

めでたく、第二版が出版されました。著者・小谷先生ご自身が仰っていることですが、あまり日本ではメジャーといえる地域ではありません。その領域をカヴァーする啓蒙書が、このように版を重ねるのは、喜ばしい限りです。前田耕作先生の『バクトリア王国の興亡』が絶版となっている現在、本書の価値は計り知れません。これで初版・二版両方とも所有することとなりました。受付で「訪問者証」を受け取り(「何という大仰な」と絶句してしまいました)、首からぶら下げて、先生のおいでの研究室棟を訪問し、一時間半ほど、雑談する運びとなりました。帰り道、馬町のバス停では、私と同じくバス待ちのK山先生と出会して、先月25日の研究会以来に少しばかり立ち話をしたのでありました。
それにしても・・・女の子だらけでしたねぇ、というと阿呆がばれますね。