北九州訪問記

2月23日アップロード

仕掛け人T氏に誘われ、この3日間、福岡に行ってきました。
福岡は、博多駅以外のところには行ったことがありません。初めての北九州、初日は八幡製鉄所小倉城、2日目は太宰府天満宮・政庁跡および九州国立博物館福岡市博物館、本日は飛行機に乗る前に福岡市内散策と、充実の3日間でした。
飛行機に乗る前は、実に睡眠1時間。ヘロヘロになりながら、阪急と大阪地下鉄と南海を乗り継いで関西空港へ。始発に乗ったために窓口が開いておらず、関空切符を使えなかったのは事前の調査不足でした。
1時間ほどの空の旅の後、小倉駅へ。駅周辺をふらりと回った後、スペースワールド駅八幡製鉄所前)に行く電車内で仕掛け人T氏およびT氏と合流します。到着したスペースワールドは、八幡製鉄所に向かい合う遊園地です。残念ながら2017年末日をもって閉園、スペースシャトルが空しく威容を示していました。八幡製鉄所は、現在も操業中のため、遠目に建築群を見ることができるのみです。事前に申し込めば見学できるようですが。そして小倉から福岡市内へ。今日は、秋の永観堂でお世話になったS氏御用達の、美味しい魚料理屋で、やや遅めの永観堂「打ち上げ」でありました。いやぁ食った飲んだ。
翌朝、朝から博多の中洲の一蘭でラーメンを食した後、二人のT氏と別れて太宰府天満宮へ。ご存知、菅原道真公の失脚後の左遷先ですが、ここは平安時代の外交の窓口ですから、遣唐使にも指名された経験(結局行かず仕舞いですが)を考えれば、ここへの彼の赴任は、ある意味妥当かとも考えてしまいます。敷地が隣接する九州国立博物館へ。残念ながら常設展のみですが、見せる、ということをしっかり意識した作りだなぁ、、と感心しながら見てまわりました。そこから大宰府政庁まで歩きました。現在は礎石のみ。だだっ広いところに雪がふきつけ、非常に寒い思いをしました。
 大宰府を後に、西鉄天神からバスに乗り換えて、福岡市博物館へ。お目当ては、もちろんこの博物館の至宝、漢委奴国王の金印です。まだ小学生だった頃と記憶していますが、特別展で名古屋でのとある特別展で金印が展示されたことがありまして、その時にすごい人だかりの中で、少しだけ見ました。しかし、閉館1時間前、この金印の周りには人もなく、かぶりつきでじっくり、心行くまで金印との対面を楽しむひとときとなりました。
以下、当地での写真です。上から順に、福岡市博物館大宰府政庁跡→太宰府天満宮門前町天満宮→旧福岡県公会堂貴賓館→八幡製鉄所スペースワールド跡→小倉駅です。