結婚式で主役以上に目立っちゃ駄目だが

今日は、バイト先の後輩だった「ビッグジョー」こと、Y本氏の結婚式の二次会に呼ばれて、神戸の三宮まで行ってきた。
さて、私はこの会に出席するにあたり、とんでもない条件を付けられていた。以下は、一ヶ月前にお誘いの電話をもらった時の話。
「俺はスーツを着ていったらやっぱり駄目なの?」
「はい、お願いします。楽しみにしてますんで」
・・・前々から、
「俺が結婚式やる時には、是非、あのエジプトの服着て来て下さい」
と、頼まれていたのである。つまり、ガラベーヤ。何か解らない人は、→こちらの写真をご覧下さい。


問題は、この服を着て、下宿から神戸の三宮まで出て行かなければならないという事である。で、下宿を出て来た時にはガラベーヤだけ、阪急岡本駅に差し掛かったあたりで頭に布を巻く。同行していたロッカーA立氏は、十三からずっと爆笑していた。
会場は、三宮のラフレアという店。5時開始の会で、着飾った花嫁は美しかったが、その横にいる新郎はジーパンにシャツという、とてつもなく気楽な出で立ち。おいおい、気合いを入れて京都から晒し者になって来た私が、面白すぎるじゃないか・・・祝福の挨拶を述べる私を見ながら、新郎は大爆笑、新婦は目を丸くしていた。
さて、二次会にはビンゴゲームという奴がつきものである。その景品の中に、パーフェクト・グレードのストライクガンダムがあって、思わず爆笑。説明を求められた新郎は、
「僕のバイトの同僚たちが喜ぶと思いまして」
と解説。ふたたび爆笑しながらゲームをやっていたら、リーチがかかっているのにも気が付かない始末。隣に座っていた別の同僚に指摘され、慌ててリーチをアピールした次の瞬間にビンゴが成立。この後はくじで景品を当てるのだが、あたったモノが自転車。あまりにも真っ当なモノを当ててしまい、逆に困惑していると、ガンダムを当てた女性が
「あの、もしよかったら(ガンダムと自転車を)交換してくれませんか?」
勿論、私としては大喜びである。かくして、京都まで、ガラベーヤを着た人間が、ガンダムの箱を担いで帰る。何とも、面白い構図だっただろうなあ。


まあ、今年は厄日続きだから、さすがに天が哀れんだのだろう。でなければ、私がビンゴゲームであたりを引くはずはないだろうから。