天王山を肴に迎えた二十代最後の誕生日

何の事やら解らないタイトルですが。


昨日、バイト後に、東京から出張して来られていたはるこ先生と銀閣寺近辺でお会いして、論文の抜き刷りをお渡しする傍ら、昼食をともにする。真面目な話も深刻な話も阿呆な話も百出するが、二人が出した結論の一つが
イスラームの研究者に酒は不可欠」
というもの。すっげぇ阿呆だ・・・ちなみに、類似の格言に、『アメリ禁酒法時代の研究をしている人間に下戸は一人も居ない』というモノがある。


で、夕刻には四条川端某所の居酒屋で、友人そーちょーと雑談をしつつ、酒を呑んでいた。いろいろな話が飛び交う中、ふとプロ野球の話をしていた時、「もうオリックズは救いようがないなあ」「大阪ドームも沈んだまんまで浮かんでこないなあ」という話になった時の事。ここまではいつもの通りだが、
「じゃあ、新しい球場を大山崎に作って、『天王山スタジアム』という名前にしようぜ」
と提案してみたら、二人してツボにはまってしまい、延々と笑い転げてしまった。良いんじゃないか、天王山スタジアム。なにしろ、
『天王山でパリーグの天王山三連戦。モルツを片手に熱狂するファンたち』
という、見出しを想像するだけで、楽しいじゃないですか。如何でしょうか、京都に本拠地を置く大企業の皆様。
と、こんな莫迦話をしていたら12時を過ぎ、29歳の誕生日となった。店のマスターがシャンパンを振る舞ってくれ、ほろ酔い加減で迎えた20代最後の誕生日。28歳の一年は、思い出したくもない事があまりにも多すぎた。この一年は、幸いなる一年にしたいモノだ。