第14回ヘレニズム〜イスラーム考古学研究会

つい先刻、金沢から帰ってきた。昨日・今日と二日連続して、ヘレニズム〜イスラーム考古学会に参加していたためである。今年で第14回目ということだが、私は今回が初参加である。
参加してみて驚愕したのは、参加メンバーの凄さ。私が本を買ったり読んだり、あるいは名前を聞いた事がある有名な先生方が大勢いて、
「しまった、あの本とあの本と(中略)を持ってきたら、サインがもらえたのに」
と考えている自分が哀しい。考古学は分野が全然違うのだが、それでも面白い報告が多かった。なかでも、中央アジア方面の遺跡発掘速報は、連日の睡眠不足を軽く吹き飛ばす刺激に満ち溢れていた。やはり、一度は行かないと駄目かな。
今回お会いした先生方のうち、私が所有している本を2冊ほど。

大月氏(だいげっし)―中央アジアに謎の民族を尋ねて (東方選書)

大月氏(だいげっし)―中央アジアに謎の民族を尋ねて (東方選書)

うーむ、やっぱりどちらも絶版か。こりゃ、私の手許にあるものは、絶対に他人にはやれないな。