昨日は、大学院のガイダンス。今期、出席義務が(書類上は)無いため、私が回収したのは大学院の開講表のみ。今年は、取る授業は3つか4つくらいでよい・・・はず。専門の演習と、ガンダーラの専門家のO谷先生の授業と・・・くらいだよね、多分。
さて、ガイダンス・院生会議の後、府大のグラウンドで花見。此処は、知る人ぞ知る桜の名所なのだ。学部生時代は例年、独りで桜の下に寝転がりながらアイスモナカをかじっていたのだが(これはこれで乙なものである)、ここ数年は院生たちで夜桜見物というのが通例になっている。昨年もやったので、その時から研究室に放置してある私物(所有者は私)のブルーシートを敷いて、夜桜を眺める。今年は何故か照明も入っていて、綺麗な桜がクッキリ見えた。
そんな花見から一夜明けて、今日はやる気が起きない。体調は悪くないので、単なる睡眠不足かね。
「例年通り」といえば、例年と違ったのが、ガイダンス後は西洋史は院生全員で指導教員に訓令を頂いていたのが、今年は何故か無しだったので、出頭する。で、頂いたのが、私の指導教員が責任編集をされている、こちらの本。
- 作者: 京都府立大学旅ともてなしの比較文化研究会
- 出版社/メーカー: 春風社
- 発売日: 2008/04
- メディア: 単行本
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個人的に思ったのは、やはり「バックパッカー」もしくは「ビンボー旅行」というスタイルに対するアプローチが欲しかったかな?というところ。ただし、これは歴史学的アプローチというより、社会学的、もしくは「旅学」的アプローチ(そんな学問的領域は現在、存在しないが)が必要なところだから、現在確立している学問、とりわけ歴史学と文学から切り込んでいったこの論集では、歯が立たないところかもしれない。
シンポジウムでは、駆け回ったなあ、としみじみと思い出しております。