ある春の昼下がり

所用があって、友人F女史と阪急河原町のビルで会って、食事がてら雑談してきた。
こういう所に関する女性の野生の勘嗅覚というのは見事なものであって、美味いところだった。パスタを食べながら聞くところに拠れば、彼女が非常勤をしているR大学は、明日は休日であるにもかかわらず、授業をやるらしい。
「月曜日と火曜日は授業日数が足りない」
というのがその理由だそうな。私も、今年も参加している考古学の洋書講読の授業で同じような悩みを抱えているから、あまり他人事でもない。
それにしても暑い日だった。