帰国してそろそろ10日です

日本に帰ってから、あまり勉強が進んでいません。今日も、午前8時半に起床後、今に至るまでほとんど何もやっていない状態です。今週は相談を二つ引き受けたくらいでしょうか。自分のことは遠いところに放り投げております。下宿が混沌としている状況だけが、維持されております。
さて、前回記事で岩明均の『ヒストリエ』について触れましたのでコメントを。ピリッポス二世がアンティゴノス(後の独眼王)に化けてカルディア市内に潜入するという設定でしたが、これってひょっとして、前336年に暗殺されるはずのピリッポス二世が実は殺されていなくて、自分の後を継いだアレクサンドロス大王を側面から支える・・・ということを考えているんじゃないでしょうかね。ちなみに史実でのアンティゴノスは、大王の東方遠征の序盤に小アジアの大フリュギア太守に任命され、遠征序盤の後方を固めてマケドニア本国とのパイプを維持するという役どころです。
さて、エディンバラで買った本を一冊、紹介し忘れていましたので下記をご覧下さい。

Great Battles of the Hellenistic World

Great Battles of the Hellenistic World

こんな本ばかり買うから荷物が重くなるんですね、解っているんですが・・・