エジプト西方沙漠レポート04:博物館見学

金曜日ということで、久方ぶりの休養日。本日は、全員で宿から近いニューヴァレー博物間の見学に行きました。
ハルガ一帯は渓谷になっておりまして、従ってハルガ周辺から出土した遺物を展示している博物館、ということになります。この館は一階がグレコ・ローマ期、二階がそれ以降の出土遺物を展示しているところで、展示の仕方はかなり雑然と、広いスペースを贅沢に使っている感じなのですが、展示品もかなり充実していて、このオアシスが繁栄したところであった、ということを現代に伝えております。コインの展示は、何故か全て青銅貨でしたが。ギリシア語の刻まれた石刻なども若干、展示してありました。特徴のある刻み方をしていました。エジプトは専門外で、当地の刻み方が、プトレマイオス朝・ローマ属州期の形式に則ったものか、はたまたローカルなのかは解りませんが・・・