古代史研究会第9回例会

本日は午前中、研究室にいくつか関係資料を取りに行ったところ、書評会の準備のために集まっていた院生たちが、私の姿をみて、口々に
『それじゃ不審人物ですよ』(このフレーズだけ合唱)「それはないですよ」「いえ、もっとやってください」
スーツ姿にコートとサングラス、という組み合わせの所為でしょうか、みな笑う笑う。酷いなぁもう。本日は、昨年、著書を出版された先輩・田中希生さんの『精神の歴史』の書評会であったのですが、残念ながら私は出席できませんで、詫び状だけ代わりに出席させてきました。

精神の歴史 近代日本における二つの言語論

精神の歴史 近代日本における二つの言語論

さて、府大での書評会に出席できなかったのは、本日私は、京大で行われた、古代史研究会の第9回例会にて報告が入っていたため。報告題目は、

セレウコス朝の『未完の王』アカイオス」

というもの。今日は、私以外の報告者お二方がいずれも書評ということで、私には異例の50分などという長い報告時間が与えられまして、冷や汗をかきながら報告原稿を書いていたら何と驚異の1万字突破。こりゃ論文だ(爆)。後輩H松女史が物好きにも(専門も違うのに)聞きに来てくれまして、4月というのに研究会には結構人も来ていて、30部持っていったはずのレジュメが足らなくなったと後で聞いて、ビックリいたしました。報告もさることながら質疑応答の時には、相当に阿呆でフリーダムな回答を連発してしまったと思います。質問をして下さった皆様、本当に阿呆で申し訳ありません・・・
研究会後は、今日は特段に懇親会などは設けられませんでしたが、近くの居酒屋にて、慰労の一杯をいただいておりましたら、こちらでも相当にフリーダムな話が弾んで、4時間半ほども居着いてしまうことになりました。今回、一杯いただいていた百万遍の「こむ」には、昔は「おらんじゅ」が入っていまして、因果なものだなぁ、とR大学のK林先生が仰っていました。一番腰を抜かしたのは、いろんなところから「HP発見したよ」と申告されたときですか。・・・これでまた、うかつなことが言えなくなってしまった・・・

※翌日補記:上掲書の書評会の懇親会、何と北山の「こむ」でやっていたそうで、なんというか、因果を感じてしまいます・・・