トリノ・エジプト展

午前中の授業の後、阪急河原町駅へ急行。現地で後輩K女史と合流、神戸市立博物館で開催中の、トリノ・エジプト展―イタリアが愛した美の遺産―を観てきました。この博物館に行くのは「ベルリンの至宝展」以来ですが、これが5年前ですか。本当にそんなに前かよ、と驚いてしまいます。
タイトルを見たら解る通り、トリノ・エジプト博物館の収蔵品を持ってきた特別展なのですが、写真で見たトリノの博物館は、建物も瀟洒、展示ケースも綺麗で、こりゃ器自体が良いところなのだろうなぁ、と思います。ヴァレンティーナかラファエルに案内をねだってみるかな
・・・という話はさておきまして、エジプトでの発掘調査が始まったころからのモノと思しきものが、てんこ盛り。さすがはイタリア、というべきでしょうか、こういうモノのコレクションは秀逸の一言。たまに、発掘者にある落書き(覚え書き、といった方が適切でしょうか)が刻まれているのは、まぁご愛敬というモノでしょう。展示の方は、というと、ガラスケースの上方・下方の二箇所に説明を配するなど、見やすい工夫がしてありました。それが必要なほど、多くの見学客が来ていました。平日なのに、何故こんなに来ているんでしょうか・・・1時間半ほど、とっぷりと見て回ったのでした。