新・エディンバラレポート52

ややあっての更新となりましたこと、申し訳ございません。実のところ、何があって・・・というよりも、やや無気力に陥りました先週末、そしてそこから盛り返しての今週は色々と追いまくられる状態になった、ということです。
さて、交換留学・Under Graduateの学生の流出は続いておりまして、その一環で、拙宅には帰国前の旅行に出ている学生たちの荷物が鎮座しております。ちなみに無気力に陥ったのは、私の当地での指導教官・アースキン教授に提出する修論の第一章をどういう具合にまとめるかで試案投げ首してのことでしたが、5月31日に会って指導を受けると、何というか肩の力が抜けました。イギリスの論文の書き方と日本の書き方の違いというものが、フッと抜けるように看取できたという感じです。
その他。この指導の前日、5月30日には、イタリアに帰る当地での友人キアラが企画したナイト・ピクニックに行って参りました。圧倒的多数はUnder Graduateの交換留学の人々で、しかも途中までアジア人は私だけという状況、何が起こったのかに驚いておりました。驚くといえば、エディンバラはただいま夏でして、サマータイムとはいえ日没は十時ごろです。日没を見やりながら、寒さに震えつつ、カールトン・ヒルでのピクニックは、野生の狐の出現によって終わりを告げました。
「寒さ」と申しましたが、寒暖の差が、昼夜でも激しいですし、日によっても異なります。一昨日などは日中の気温が25度ほどに達して暑いほど、メドウズはピクニックを楽しむ人々であふれておりましたが、今日は寒い一日でした。そんなただいま、昨日より後輩H松女史がエディンバラを訪れております。詳細は次号にて。

ナイト・ピクニックを終わらせた野生の狐。

こちらはそのピクニックの企画者・キアラとのツーショット。ボローニャ空港から市内までのバスで彼女が声をかけてこなければ、このツーショットもなかったわけで、不思議な縁を感じます。

晴れたときのオールド・カレッジはこれくらい美しいです。