石清水八幡宮訪問録

今週水曜日の4日には、思わぬ遠方からの来客を迎えることとなりました。エディンバラの友人で、現在はエディンバラ大学日本語学科のtutorとしても働いているリチャードが、ガールフレンドのミヒカと二人、京都を訪ねてきたのです。リチャードは日本にこれまで何度か訪問したことがあり、その日本語も、殆ど違和感を感じないほどに、流暢です(もしリチャードがこのブログを読んでいたら:お世辞じゃないよ、これは、ただの事実!)。そんなわけで、彼とはエディンバラでも殆ど日本語で会話をしていたのですが、今回は殆ど英語。これもまた、珍しいことでありました。久々、英語を引っ張り出しての会話となりました。彼とは朝に合流、宿を定めた後で別れて、ふたたび夜に合流したのですが、4日は時折雪が降るという、生憎の天候。唖然としていたのですが、夜に合流したときの様子を見ると、結構楽しんでいた様子でした。その夜には、2009年のエディンバラ時の友人でもある、しょうこさんが加わりまして、一緒に四条川端のSIBAへ。連れて行った3人も、やはりこの場所を気に入ってくれたようで、私としては自信を持って、海外からの友人を連れて行くことが出来ます。
その翌日に髪をまた自分で短くしたのですが、今日は、思うところがあって石清水八幡宮を訪れました。平野の中に、お椀をかぶせたような男山があって、その山頂に立つのがこの八幡宮であります。参拝の後、展望台に出ると、すぐ傍に天王山があって、ギョッとしました。そして展望台の眼下には平野が広がりますが、よく考えてみれば昭和初期まで巨椋池が広がっていたはずで、天王山と男山というふたつの拠点を押さえることが、南から見た場合の京都の経営には肝要だったんだろうなぁ、・・・そんなことを今日は考えた一日でした。