西洋古典学会参加記と、初成田

※7月23日更新

本年の西洋古典学会は、千葉商科大学で行われました。この会場までは、まず東京まで夜行バスで出て、そこから電車で初日の会に参加となりました。そして電車に乗っているところで、T千穂大学のO田先生に遭遇して同道することに。朝一番から参加した理由は、第一報告がプトレマイオス朝史の石田さんだったことによります。そのまま懇親会まで参加したわけですが、その懇親会ではエディンバラ大学で学位を取られたM原先生にお酒を注いでいただきまして、恐縮することこの上ありませんでした。
2日目は、両国の宿から同じルートで会場最寄りの駅まで出て、そこから徒歩で会場まで向かいました。バスに乗ろうとしたところ、同じ電車にえらい先生方が大勢乗っておられることが判明しまして、急遽回避することに。何とも小心者ですが、東京の旧・帝大の先生ご夫妻と一部同道した際、奥様に言われた一言が面白かった。
「何か足りないなぁ、と思っていたら、今日は自転車がありませんね」
・・・そ、そんなに自転車の印象が強いんだ、と思わずずっこける。たしかに京都でお会いするときの私は、必ず自転車ですが・・・それにしても、何処まで行っても移動者の装束というか、旅人の装いの方が性に合うのは確かです。
そして帰りは、「会場が千葉だから」という理由で成田発にしたところ、千葉商大から成田空港までが遠い。1時間くらい電車に揺られておりました。こんな機会でもなければ成田空港など使わないだろうと考えての帰りの足の選択でしたが、若干失敗かとも思う、初成田でした。