歴史家協会−初・千里山−

恒例となっている、関関同立主体の研究会「歴史家協会」は、今年は関西大学が主催校です。昨年まで関西大学の高等部でTAをやっておりましたが、その場所は高槻駅前の高槻キャンパスで、本部からは離れています。そして、関西大学の本部である千里山に足を向けるのは、今回が初めてのことであります。
だいたいこの研究会には遅刻していくのですが、今回はそうは参りませんでした。古代史関連が午前中に集中していることに加え、本日の第1・第2報告者は、いずれも京都府立大学西洋史出身で、大学院からほかの大学に行った酒嶋君と貝原君です。先輩面を許してもらっている手前、出席はまぁ、義務というものです。ふたりの報告を聞いた後は、紹介するという仕事がありました。プログラムを組んだ方は、そんなことは全く意識していなかったでしょうが。
日曜日ということもあってか食堂が開いていませんでしたが、今日は他にも試験が複数重なったらしく、大量の人が朝から広いキャンパス内に押し寄せていました。本当に、かくれんぼや鬼ごっこをやったら最後、日が暮れても終わらないでしょうね。学内食堂が開いていないため、主催校の関係者は昼食場所の案内に苦労されていましたが、
「これ食堂を開けていたら、通常通りの売り上げが見込めたんじゃないかな」
とは、誰もが思った感想のようです。
懇親会では、先述の両名が
「僕が卒業した京都府立大学は、こんな広いところではなく」
と異口同音に発言しているのを聞きながら、たまには良い仕事をできたかな、と思いました。