コミックマーケット72・初日

※この原稿は、8月21日に作成しました。


名古屋からムーンライトながらに乗って東京入りした私であるが、今年は昨年のように指定席券を入手するという幸運には恵まれず、途中の小田原あたりまで立ちっ放し、そのあたりで出来た空席に座る事に何とか成功する。
東京駅周辺で朝食を食べ(何故か東京に着くと恒例の朝食はなか卯の納豆定食)、工事のためにコインロッカーが少なくなっている東京駅内で何とか荷物を預けた後、聖地・東京ビッグサイト入りすると、既に長蛇の列。昨年と違って今年は太陽が高く昇り、風も無く、非常に暑い思いをした。開場待ちをしながら、何故か真面目にポリュビオスを読んでいる自分がやけに面白い。当然ながら、洋書を読んでいる人は周囲にいませんでした。
10時の開場から30分ほどでビッグサイトに入場、真っ直ぐに東館にブースを出している友人・樹氏(HP「洛北孫子亭」初代管理人)のサークル、「熊の鼓動」。クイズ・マジックアカデミーというゲームの対策本を出している。正直私はこのゲームを一度もやった事がないのだが、何故か12時から、同サークルのブースに入って売り子をやる事になった。ブースの外で見る光景と中で見る光景は全然違っていた。まさか、此処でブースの店番なんて事をやる日が来るとは・・・やっぱり、同人誌を一度、製作してみようか。
さて、ブースの店番が多少響いたのか、時間が無くなった所でビッグサイトを離脱。東京駅で荷物を回収した後、今回の宿・サクラホステルがある浅草へ。下町の雰囲気を濃厚に残す良い街なのだが、いかんせん、私が東京遠征の際に主要な目的地としている神保町・秋葉原からは非常に遠い。おかげでロスした時間が結構なモノになってしまい、本日は神保町巡りは殆ど収穫無し。ぶつぶつ言いながら秋葉原へと向かい、樹氏らと合流して本日の打ち上げとなった。