就職講座

史学科の就職講座というのがあったので、出席してきた。
要するに、史学科出身の社会人に、就職活動について話してもらうというのだが、
・・・何故今更?という問いをお持ちの方、あなたは正しいのです。
講座じゃなくて、講座で話す人が知り合い、というか卒業が同期のOさんだったので、久しぶりに挨拶に行ったのだ。しかし、挨拶だけするはずが、
「じゃ、あとお願い」
と、進行役のハズの先生に後を押しつけられる。・・・何故愚僧?まあ、仕方あるまい、と観念する。現在は報道関係者なのだが、こういう先輩の話って貴重ではありませんかね。私が学部生の頃には、こんな催し皆無でしたよ。しかも、就職氷河期のまっただ中だったんだよな、よく考えてみたら。一時間強の講座が終わった後でOさんと雑談をしながら述べたように、
「なんだかんだ言って、最近は未だマシ」
だと思うのだが。進行を助けながら、そんな事を思った。参加者の少なさが、いささか勿体なかった。