宝箱の中の華燭の典

下鴨劇場の同期・N村夫妻の結婚披露パーティーに出席してきた。
二人とは学部生の頃からの付き合いで(当たり前か)、卒業してからも付き合いが続いている。
最近は見なくなったが、たまに、芝居をやっている夢を見る。夢の中でも音響をやっているのはご愛敬(というより「職業病」)だが、一度として成功した試しがない。冷や汗どころか焦りに焦り、演出にダメ出しされ(その演出というのが、今日の新婦)、
・・・ハッと気が付くとカトマンドゥイスタンブールやエジプトの安宿で、書きかけの日記を枕元に拡げたまま眠っていた、などという事が幾度あったか2000年の長期旅行中。


司会はサークルの同僚、出席者は顔見知り(演劇関係者or府大で親しくしてもらった人たち)が多く、という、もの凄く和気藹々とした雰囲気で、そして何より、本当に楽しい祝宴だった。「嬉しい」気持ちにさせてもらった式は数あれど、ここまで「愉しい」気分にさせてもらったのは、初めてじゃなかろうか。
その愉しい気持ちのお礼は、今日、顰蹙を覚悟で、ガラベーヤを着て出席したことにてご容赦下さい。


御両所に出会えた事、私の人生のかけがえのない宝物です。


お幸せに。