毎年恒例の、秋祭り

今年もまた、秋の祭礼のための里帰り。そこから帰ってきた。
・・・とはいえ、表題の一文は「看板に偽りあり」なのである。というのも、一昨年は確かに帰省したものの後輩G様の結婚式出席のために、実家近くの神社でスタンバイしている山車と祭り囃子のちびっ子奏者たちを後に残して奈良に行き、昨年は雨のために私の生涯で初めて祭りが中止になって、神社で神楽を奉納しただけだったため、祭りにまともに参加するのは、何と3年ぶり。こう書いて、吃驚せざるを得ない。
今年は快晴の空のもと、汗ばむくらいの陽気で山車も無事に出て、祭礼は無事に行われた。ルートが私の馴染んでいるコースからは変更になっていた。歩く私の脚は、しかしながら、おっかなびっくり。前日の稲刈り作業のため、筋肉痛で朝から腰も脚も痛いのなんの。実は腕も痛いのだが、こちらは祭り囃子のために太鼓を叩かなければならない。少なからず、必死。しかも道中は、神社の本殿で神楽を叩くグループの編成をどうするか、ということをずっと考えていなければならず、これまた必死。ちなみに道中もお囃子は演奏を続けるのである。
地元の氏子神社である八所神社に到着、神楽の編成・奉納も無事に終えて、子供会の(ちなみに、正式な名称は「子供囃子」です。私などはOB扱い。まあ、「長老組」には妻帯者も子持ちもいるしな・・・)役員さんたちの設けてくれた宴でホッと一息つきつつ、麦酒を呑んでいるあたりは、もう歳がごまかせない。
「ねーなんでヒゲはやしてるのー?」「おじさん何才なのー?」
恐れというものを知らない子供たちの声を周囲に浴びつつ、今年の祭りが無事に終わって安堵して、・・・残念なことにホッとしているヒマがない。すぐに実家から東海道本線で京都へと戻るのだ。疲労感を称えながら京都駅にたどり着いてみれば、インド帰りの後輩S君とバッタリ出会い、雑談しながら下宿まで戻る。早く、日本を離れたいものだが。



慌ただしい中ではあったが、実家では帰省時恒例、古本屋巡り。収穫はこちら↓

マクロスFO.S.T.2 「娘トラ。」

マクロスFO.S.T.2 「娘トラ。」

いきなり本でなくてすいません。下宿に戻ってやっと聞くことが出来る。最高。
ヘレニズム哲学―ストア派、エピクロス派、懐疑派

ヘレニズム哲学―ストア派、エピクロス派、懐疑派

おおすごい、未だ画像が出るか。今更ながらに手を出す。しかし「ヘレニズム」とは何なのか。あらためて、考え込まざるを得ない。
空の境界 下 (講談社ノベルス)

空の境界 下 (講談社ノベルス)

これも、「今更」の感は拭えないが・・・流石に面白い。