日本オリエント学会・初日

久々に良い天気の本日、洗濯物を吊すと、同志社大学に向かいました。本日より二日間、オリエント学会の大会が行われるためです。後輩のKさんと合流、本日は公開講演ということで、会場はいつも属州研究会の後にお茶会が行われる、烏丸通西側にある寒梅館の地階ホール。14時開始の講演、題目・報告者は以下の通り。

中田考同志社大学大学院神学研究科・神学部教授)
イスラームの今日的使命―カリフ制再興による大地の解放」
内藤正典一橋大学大学院社会学研究科・社会学部教授)
トルコ共和国における世俗主義イスラーム主義の相克:カリフなきムスリム社会の矛盾と展望」

どちらも、すごく興味深い話でした。特に内藤氏の報告は、現在のトルコの国内の情勢をリアルタイムで描写したもので、途中から思わず前のめりになって聞いていました。こういうところに来ると、自分は本質的に中東史志向なんだなぁ、と改めて痛感します。マイミクであるところのはるこ先生とは、最後にお会いしてご挨拶しました。
この後は懇親会に参加・・・するのは控えまして、京都御所の敷地を突っ切って、烏丸御池でH松さんと合流、木屋町御池のアイリッシュパブで二人と別れると、四条川端のSIBAへ。S井君とそのお姉さん、さらにはそーちょーと合流、一献傾けました。特にS井君のお姉さんとはエディンバラ以来、久闊を叙しつつ話をしていたら止まらなくなってしまいました。どうも最近は、こんな具合に雑談にうち興じる時間が長すぎるような気がしますが・・・