ノーベル賞より後輩の指導

本日はバイトの夜勤明け、一日中眠かったのですが、夕方に研究室を訪れた後輩H松さんに、研究に関する意見を指摘。そろそろ四回生は卒論中間報告を控えており、いろいろと慌ただしくなっております。そんな状況で、私の所属専攻の演習は一回、台風のために文字通り吹き飛んでしまい、どうするんでしょうかと心配する次第。
こんな状況ですが、H松さんの相談のあとは、K瀬先生の研究室に足を運び、そのまま8時過ぎまで長居することに。そんなところに飛び込んできたバラク・オバマ大統領のノーベル平和賞受賞の知らせが飛び込んできました。個人的には、あの賞の権威はイツァク・ラビンとヤーセル・アラファトの二人が受賞した時に地に堕ちていると思っていますし、ペシャワール会が受賞でもしない限りは権威の回復を認める気にはならないと思っているのですが、・・・そうですね、
「同時代の西洋先進諸国にとって望ましい『平和のシンボル』の図像」
をたどるというくらいの価値しかないと思っています。西洋系の賞ってそんなのが多いらしくて、未だに広河隆一さんですらピュリッツァー賞をもらっていない・・・というのはひとつ示唆的ではないでしょうか。