新エディンバラ・レポート2

授業が本格的に始まって、二日ほどが経ちました。
慣れ親しんだ、懐かしのHill PlaceのIALSメインキャンパスに集ったのは、初日だけのこと。今回の大学(院)準備コースは、そこからバスにしばらく揺られたところにある、市街の南の郊外にある、King's Buildingにて開かれています。ただ、歩いても40分ほどですので、今日は歩いて現地まで行きました。
前回の在エディンバラ時は、フランスからの学生が集団で来ていたのですが、このコースは中国人がやたらに多い。それも、女子学生が多いです。その状況を反映して、私のいるクラスでは、私と先生以外はみんな女の子です。そしてクラスルームには、しばしば中国語が飛び交います。みんな、何とか聞き取ってやろうと私が耳を傾けているのに、気付いていないだろうなぁ・・・対照的に、日本人は5人ほどで、何処にいるのかを見分けるだけでも一苦労しています(笑)。しかもみんな、理系かビジネス系、あるいは英語教育系の人ばかりで、歴史をやろうという物好きは私くらいなもの。おかげで、
「専攻は?」「古典学」
といっても理解してもらえなくて困っています。
そんな状況ですが、今日は半日しか授業がないところで、King's Buildingから歩いて戻って、寮でベッドに転がって、午睡したら、かなり疲労が抜けました。考えてみたら、実家での最終日から一週間ほど、じっくり熟睡した日が無かったなぁ・・・よく寝たおかげか、本を読むスピードが違います。すごく早いです。外を出歩いてみれば、サマータイムのためもあってか、暗くなるのは9時過ぎてから。そろそろフェスティバルがあるためもあり、エディンバラ城前の広場には、ごっついスタジアムが設置されています。
さて、今までの写真を一部、お見せしたいと思います。

これはグリニッジで、子午線をまたいでいるところです。みんな、ここでやることは同じ(笑)

大英博物館で、ロゼッタ・ストーンのレプリカを撫でている写真です。

そして、再びのエディンバラ、プリンセス・ストリートからウェイバリー駅への入り口を視界に納めている図です。