新エディンバラ・レポート27:雪融けのエディンバラと第1セメスター

ユナイテッド・キングダムを支配していた寒波が、ようやっとブリテン島から去りました。それに伴いまして、道路を分厚く覆っていた雪も、徐々に融けていっています。道端に積み上げられた雪の残骸を見ると、分厚く凍っています。未だ未だ、これからが冬本番のハズなのですが、今は少しばかりほっと一息吐いている状態ですね。
さて、そんな先週ですが、第1セメスターが終了しました。前半はギリシア語、ラスト3週間はレポートで埋め尽くされた三ヶ月間でしたが、恐ろしいほど充実していたと思います。そのレポート提出の10日は、ビブリオグラフィ整理のために一晩徹夜しましたが、完徹というのはどれくらい振りのことでしょうか。後先のことを考えなくて良い、というのでこういう無理をやったわけですが。しかししんどかったですね。その翌日には、所属している日本語合唱グループの歌を披露する会があったため、本当に「後先考えず」だったわけではないのですが。こういった諸事が終わった後、新しい帽子を買ってきました。先月4日に紛失して以来、多忙にかこつけて無帽の状態が続いていたのですが、本当に久しぶりに、頭が落ち着きました。
ちなみに、レポートのお題は次の二つ:

  • 「シリア戦争」再考:特に第3次シリア戦争を中心に
  • ヘレニズム諸王権と日本王権の比較考察

このふたつめのレポート課題をこなすため、大学図書館で『岩波講座日本通史』を数冊借り出して、ずっと読み込むという日々が続いておりました。
『何故俺がエディンバラ大学の図書館で『日本通史』を読んでいるんだ・・・』
と思うと可笑しいやら滑稽やらで、笑い転げる日々でした。日本の後輩諸氏、色々とドキュメントを送っていただきまして、本当にありがとうございました。
そして11日は、トールクロス・コミュニティセンターでのThe Welcoming Fair and Bazaarという場所で歌を披露したのです。これはバザーですので、私の属する合唱団も一部ブースを占領して出店したのです。準備に際しては、ひたすらおにぎりを作っていました(笑)。
さて、こんな今週は特に写真もありませんが、どうぞご覧下さい↓

これは、そのバザーの一幕。

現在、プリンセス・ガーデンズでは「リトル・ドイツ」と銘打ったクリスマス・マーケットが設けられています。久々に晴れ上がった日曜日、その様子を撮ってきました。

そしてリトル・ドイツ接写。