正倉院展

ここのところ、エディンバラ時と同じく週一での更新速度ですな。
先週は、水曜日に古代学協会にご挨拶にうかがったのですが、殆ど留学中の四方山話に終始しました。そういえば留学最終盤で、イングランドの方はデモで大荒れしていましたので、それについても少し訊かれましたが、スコットランドはフェスティバルを楽しむのに忙しくて、デモをやる暇もなかったんですよねぇ、あの時期。そんな日中が終わった跡、夜にはそらみ君とそーちょーが拙宅を訪問、書棚を肴に酒を一杯やっておりました。
そして昨日は、奈良国立博物館の秋の名物、正倉院展に足を運びました。奈良国立博物館には何度か足を運んでいますが、実は正倉院展は今回が初めて。理由は、こんな人混みを想定していたからです↓

実のところ、これでも人出としては未だマシな方で、20分くらい待ったら中に入れました。館内の混みようもたいしたものであります。個人的には、蘭奢待を観ることが出来たのがいちばんの収穫というところです。
博物館を後にして、平城宮跡に足を運んでみました。こちらは今まで訪れたことがなく、近鉄電車の車窓から見ることしかなかったものですが、綺麗に再建されています。何かの催し物をやっていて、大極殿の前にはテントが林立していました。個人的には、開けた田舎に再建された建物がポツンポツン、という図式は中国の邯鄲を思い出します。あちらは、田園のなかに宮城がポツポツと散在していました。