西洋古典学会大会

「あれ・・・髭は剃っちゃったの?」
昨日・本日と、龍谷大学・大宮学舎で開催された西洋古典学会に参加してきました(昨日は、洛北史学会と掛け持ち)。会場の清和館に並べられた椅子や机は、実に重厚なこしらえで、
「さすがは西本願寺
とは、某先生から後ほど伺った感想、全面的に同意してしまいました。その会場で、挨拶した研究者の皆様の、おそらくは大方の方々から「こんにちは」の前に発せられたのが、上の問いかけです。某所でいわれた「本体は髭」発言を思い浮かべて、苦笑しっぱなしでした。
今日は全報告を聴きましたが、とりわけ興味深かった報告は2本。ひとつめは、筑波の院生である中村さんの、いわゆる「アレクサンドロス石棺」浮彫考。いずれ活字になることと思いますので詳細は省略しますが、ずっと唸っていました。2本目は、名古屋大学・周藤先生の報告。
「ああ、報告ってこうやってやるものなんだなぁ」
と感嘆しました(←世辞ではありません、念のため)。改めて、勉強になりました。ついでながら、2日間で北山−七条大宮間を自転車で2往復、実に運動した週末でありました。