洛北史学会大会

本日は、私の所属大学にて洛北史学会の大会がありました。別の大学で行われていた学会(明日分にて詳述)会場から自転車を40分ほど転がして、開始から1時間ほど遅れての合流。今年の大会テーマは
「歴史叙述と地域」
ということで、日本史・西洋史東洋史・歴史地理の四分野からそれぞれ1人ずつ、報告者とコメンテーターを出すという、バランスのとれた顔ぶれがそろいました。「地域」という言葉はlocal, area, regionの3要素を含み込むものだ・・・とは以前も何かの機会に話し合ったことがありますが、今日もその話が出てきました。日本史の方の用いた「地域」はlocal、西洋史の報告者は同じ日本語を使っていながら、より広い・・・そうですね、areaの方の意味で「地域」を用いていました。ついでながら、シンポジウムの内容もさることながら、会場に闖入したスズメバチが、強烈に印象に残った一日でありました。