洛北史学会の例会がありました。今年は「ひょっとして行かないかも」と公言していましたが、何とか問題もなく、参加することとなりました。まぁ、問題といっても個人的な問題ですが・・・会場の大学会館多目的ホールは、学部生時代にさんざん芝居をしたところ、いわば古巣みたいなところで、行く度にホッと一息、安堵します。
報告者および題目は以下の通り↓
中田 恵理子氏「中世末期のドイツ・ハンザにおける法と外交」
佐々木拓哉氏「戦時期の農村隣保事業に関する一考察」
藤本仁文氏「近世中期京都の惣町運動」
後輩・中田さんの報告を聴くという、先輩として最低限の仕事はしたと思います。特段の質疑はしませんでしたが。
報告の他に嬉しかったこととしては、名誉教授のK村先生と、本当に久しぶりにお話しできたことでしょう。先日の西洋史読書会でも挨拶だけは交わせましたが、まともに立ち話をするのは、・・・ああ、急遽帰省することになった、2010年・別府での西洋史学会以来だと思います。いろいろと、ささやかな収穫があった一日でした。