ライムバンド・京都一周トレイル東山コース参戦記

10月16日更新

大阪某所を集会所とする「ライムバンド」は、多士済々の強者たちの集いです。とくに
「健康のため」
と称するハイキングは、もはや健康管理の一環を超えている感があります。これまでも「六甲山縦走」を完遂するなど、もはや猛者と呼ぶべき方々です。
そうした集まりに幾度か誘われていたのですが、「距離の暴力」をタテに遠慮し続けていました。・・・それが今回は、舞台は京都、それも伏見稲荷に8時45分集合では、断る正当な理由が存在しません。かくして伏見稲荷に8時45分集合、そして9時過ぎの出発。伏見稲荷の林立する鳥居が絶えたあたりから、観光客の姿は見えなくなります。そこからはハイキングの人たちが行き交うのみなのですが、他の人々の足許は軽快でもしっかりした靴で固められているのに、ライムバンドの足元は、草鞋ならぬ「ワラーチ」という、草鞋とサンダルを組み合わせたような履き物を裸足の上から履いているだけです。そんな中、
「じゃあ私は、サンダルで歩いてみます」
という物好きが1人いました。ええ、私です。この状態で、稲荷山から大文字山までを歩き通すというのは、何とも貴重な経験でした。大文字山で滝に打たれて本日のハイキングは終了、終着点は百万遍の東山湯。ここでひとっ風呂浴びてから、打ち上げ。何とも肉体派の一日でしたが、このようなアウトドアのイベントに参加することがなかっただけに、どうやらインドア派の評価を見直していただけたようなのは、幸いでした。しかし、やはり平素の運動不足の所為か、はたまたサンダル履きで山道を歩き通したためか、脚がものすごく痛くなりました。

どういうワケか、最後の登りは裸足となってしまいまして、その証明写真というやつです。