(10月9日アップロード)
この夏は、あまり外に出る機会がありませんでした。所用のために購入しておいた青春18切符も、結局殆ど使用する機会が無いまま、有効期限直前のこの時期になりました。そこで、8月末に足を伸ばそうかと思っていた舞鶴に、ふらりと足を運んだ次第です。
さて、そうはいっても舞鶴は遠い。福知山や天橋立もそうですが、同じ京都府内とは思えないほどです。半年前は彦根から小浜経由で舞鶴入りしましたが、今回は山陰本線で向かいました。園部と綾部で乗り換えるのですが、綾部では乗り継ぎの時間が30分ほどありまして、駅の外に出てみたところ、見事に何もないところです。緊急事態宣言中で在ることを差し引いても、この状態とは・・・
駅に戻り、西舞鶴まで電車で出ました。前回の舞鶴訪問時は西舞鶴に投宿しましたが、その際にやり残したことは、この地の銭湯「若の湯」に入ることでした。
未だ未だ日も高い3時半過ぎでしたが、やっと念願叶って、入ることが出来ました。古い風呂に入るのは良いもんです。
今回は東舞鶴のホテル「アマービレ舞鶴」に投宿しました。街中を歩いてみると、シャッターを下ろしている店が多いのが哀しいところです。とくに、前回ちょっとしか中をのぞけなかった「海軍御用達おみやげ館」が閉まっていたのはショックでした。赤レンガパークも臨時閉館中です。市街地を見下ろす夕潮台から、港の眺望を楽しむくらいが精一杯でした。いちばんの成果が、改装のために閉店セールをやっていた地元のスーパー「フクヤ」で半額で売っていたお酒でした。そんな、消化不良の感ありありの、夏の舞鶴でした。