エディンバラ・レポート26:映画「ヤング・ヴィクトリア」レポート

授業が午前中しかないところで、同期生たち数名に誘われて、St.ジェームズ・ショッピングセンター近くの映画館「OMNI」にて、映画を観てきました。観たのは、今月6日に封切られたばかりの映画「ヤング・ヴィクトリア」。ヴィクトリア女王の即位直後数年を切り取ったロマン映画…というところでしょうか。確かにあの女王、エリザベス二世の登場までの連合王国史上(わざと「イギリス」と言っていない所に注意を払っていただけますと嬉しいです)、最長の在位年数を誇っていますからね、一部切り取りでないと対応できないわな。
さて、根本的な疑問、
「主役がヴィクトリア女王である必要性は果たして何処まであったのか」
という疑問はさておきまして、ちょっと思ったことは、

[1] ヴィクトリアとアルバート公が普通に恋人してたけど、果たして史実か
[2]上記の疑問が正しかったとして、それを何処まで普遍化できるか

…そんなところでしょうか。実のところ、ロンドンで見聞してきた限り、ほぼ[1]は間違いなさそうなのです。もう、ヴィクトリアは旦那さんのことがどれだけ好きだったのかと呆れたくなるくらい。ですから[2]が問題となってくるわけで、…というのは実は、年末に東京の一部コアな人達の「聖地」で買って来た同人誌がヒントになっているんですが。
そんな見方する人間、ほとんど居ないだろうなぁ…職業病です。嗚呼。