比叡山、徒歩にて詣る&古本祭り

今年のゴールデンウィークは、皇位継承のために長めに設定されています。長めにというより、いささか長すぎの感もありますが・・・

この後、7月末までは週末も休める見込みがほとんどないというということで、野外活動などをしようと考えたわけです。そんな時に、東に比叡山が聳えているのは、まことに都合が良い。昨年度は果たせませんでしたが、気候も良くなってきた昨日、2年ぶりに登ってまいりました。ここのところの出不精の理由のひとつは1月の膝の故障ですが、そのリハビリも兼ねての比叡山でした。

足元はいつものごとく、マイスター高田に作っていただいたワラーチです。このところあまり履く機会がありませんでしたが、いざ履いてみると、背筋が伸びて、山に登る気になります。過去2度は銀閣寺方面から登山道に入りましたが、今回は修学院から音羽谷を経て、登山道に入りました。叡山電鉄元田中付近を出発したのが10時45分ごろ、ゆっくり歩いて西塔地区に到達したのが13時半ごろ、3時間弱の山道でした。前回の挑戦時とは違い、今回は最後まで山道(京都一周トレイルルート)を楽しむことができました。幸い、足も問題ありませんでした。今回歩いてみて気になったのは、倒木の多さです。昨年の台風の所為なのか、はたまた別の要因の所為か、俄かには判断できないところです。そして今回も、根本中堂は修理が終わっていませんでした。平成38年度完成予定とのことですので、新元号では令和8年の予定でしょうか。

山から戻って来まして、後輩谷内さんの所属する「演劇Unit∮Ring」のお芝居『平成版アンネの日記』の観劇。一言で申しますと、ゴッタ煮ですな。こういう芝居は、嫌いではない。

ところでゴールデンウィークの京都の風物詩といえば、独断と偏見で申し上げますと、古本祭りです。初日がありがたいことに休日だったため、初日から書籍漁りに没頭したものですが、最終日の本日も行ってまいりました。気の所為でしょうが、普段よんでいるギリシア語の史料よりも、漢籍の方が読めるような気が、・・・い、いやいや、やはり気の所為でしょう。

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ケーブルカーの駅からの眺望

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登山道の写真。この写真ではわかりませんが、やはり今回は倒木が多かった。

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戒壇