六甲山全山縦走参加記

4月16日更新

六甲山全山縦走というのは、須磨から宝塚までの六甲山の山道56キロを踏破する、およそ私には無縁というか無茶な荒行です。
・・・いや、荒行でした、でしょうか。今回はそれに参加することになってしまいました。とうとう此処までやってしまったか、という気がいたします。これまでもLime Bandの皆様には誘われてはいた「六甲全山縦走」ですが、どう考えても無理、という理由で断って参りました。

「いやいや出発が朝7時で、出発地点が須磨でしょ。どうやって行けば良いんですか」
「誰かの家に泊めてもらえば、良えやんかん」
「いやいや、しかしこの時期はゲストハウス大阪の花見もありますし、なにより完走無理でしょ」

それが今年は、前もっての準備も京都一周トレイルで積んだ(であろうという周囲の評価の)上に、ゲストハウス大阪の花見が4月8日、ということで、お花見の主催者のお宅であるLime Gardenに前日泊めていただく、というまさかの事態に。そして六甲山全山縦走の決行日は、なんと4月1日。文字通り・・・といいますか、エイプリルフールの悪い冗談のような、縦走参加ということになった次第です。
さて前日はライムに8時頃到着、よせばいいのに前夜祭の酒盛り。そして本日は7時に山陽電鉄須磨公園駅に、総勢じつに30人弱が集合、準備体操の後すぐに出発。正午頃までは先頭集団に食らいついていたのですが、そのあたりからふくらはぎが笑いはじめ、だんだんと速度を落としていくことに。今日は寒の戻りのため、一休みするとすぐに足首が固まってしまうという難点にも悩まされました。そんな中、9時半−夜の、です−に、何とかゴールの宝塚駅に到着。途中離脱前提で参加した人間としては、驚愕の完踏と相成りました。


いやほんと、私は何をやっているんだろうと思いながら、阪急電車の中で眠りこけた次第です。