夏の東京遠征:2日目

朝起きた段階では降っていた雨も、すぐに上がって、徐々に天気も回復しました。幸いなことに、台風の深刻な影響は、昨日までで一段落したようです。ぐしょ濡れだった靴も、乾いていました。
最初に、神保町を通り過ぎて、御茶ノ水駅すぐ近く、湯島聖堂へ向かいました。江戸時代に整備された昌平坂学問所の中核施設のひとつです。個人的には、ここからほど近くに秋葉原があるというのが面白いところです。中国の上海ですと、孔廟を取りまくようにしてオタク街が拡がっているんですが、東京の場合は、孔廟からちょっと離れたところに世界最大のオタク街が拡がっている、という地理的構造になっているわけです。

秋葉原を通過し、池袋でまりもさんと合流したのは、1時過ぎ。もともと今回の東京行は、まりもさんのお誘いを受けてのモノでしたので、二日目にしてようやっと目的を果たすことが出来た、というわけです。
最初に向かったのは、池袋サンシャインシティ内のオリエント博物館。ただいまは特別展「ユーラシアの風 新羅へ」を開催しております。新羅の遺跡からローマやペルシアの文物が出土しているというのは聞いたことがあるのですが、何もオリエント博物館で特別展をやらなくても・・・というのは正直な感想です。器も小さいためか、モノが少なかったのは残念です。
お昼はなんと、近くのスイーツのお店のバイキング。若い女性たちにまみれて(笑)ケーキを食べまくった後、本来の目的地である、お台場へと向かいます。
只今お台場には、1/1スケールのガンダムレプリカントが君臨しています。ガンダムの姿が見えた直後、無意識のうちに小走りになっていました。鳴門の大塚美術館の時もそうでしたが、こういう時には私の脚は、勝手に走り出してしまうようです。ガンダムは全長18メートル、実際に見るとすごいでかいです。取りまく人々の年齢層が、どう考えても20代後半以降というのはご愛敬ですが、みんな昂奮していました。ときおり首が動いたり、カメラアイが光ったりと、非常に楽しませてくれます。足下まで行ってみたり、遠目に見てみたり・・・と、非常にガンダムとの邂逅を堪能した30分間でした。