名大での研究会

ここ二日ほど、名古屋大学で行われた、エジプト・アコリスでの発掘調査の研究会に出席していました。
「君もいよいよ、エジプト学に鞍替えですか」
などと、F井氏・T橋氏はじめ(うちわネタですw判る人だけ解ってください)、出席者の各氏にニヤニヤ笑い交じりに言われたのですが、そんなつもりは毛ほどもありません。なにしろ名大ですから、帰省するついでに出席できるとか、そんな軽い考えで参加したわけです。…実はこれが、名古屋大学初訪問だったりします。私はどれだけ、地元の大学と縁がないんだ…
アコリスでの発掘調査は、もう20年近く続いているのでしょうか、相当に蓄積があります。また、時代的にはプトレマイオス朝あたりからの報告を、よく学会などで聞いていました。そんなわけで、専門とは少し離れますが、参加してきたわけです。もともとエジプトには縁深い人間ですし。エジプト以外にも、パレスティナでの調査に携わっている方々の報告を聞くことができまして、思わぬ収穫を得ました。
初日の夜は、懇親会で、さまざまな方たちの知遇を得ることができました。これもまた、幸いなことでした。そんなわけで、極めて有益な2日間でありました。