波部雄一郎著『プトレマイオス王国と東地中海世界』書評会

2015年3月4日アップロード

著者・波部雄一郎氏より、直接に書評の依頼を受けたのは、私が博士論文を提出した翌々日のこと。同志社の「属州研究会」において、でした。提出直後のヘロヘロボロボロの状態で、よく研究会に出たモンだと呆れてしまいますが(苦笑)、非常に名誉なことであり、二つ返事でお引き受けしたものです。
さて、関西学院大学・上ヶ原キャンパスまで足を運び、臨んだ書評会。最初の話題は書評を担当した本のことではなく、前日に行われたスコットランドのUKからの分離の是非を問う投票のこと。実のところ、おもわず書評の仕事がすっ飛んでしまいそうなくらいで、書評の時間をすべてもらってスコットランドのことばかり話してしまいそうでしたが(苦笑)
・・・というのは出来の悪い冗談でして。所定の時間内に収まったのかどうか、イマイチ自信はありませんが、好意的に評価されたようで、評者としてはホッとしております。

今回、書評を担当した本です。