第24回洛北史学会大会「「活用」概念をとらえかえす-文化財保護と歴史叙述-」参加記

9月7日更新

例年であれば、洛北史学会の大会は6月第1土曜日です。通常、この日は西洋古典学会の初日であり、2013年に東京大学で行われた古典学会に参加して以来、洛北史学会よりも西洋古典学会の参加を優先してきました。

それが、今年は異例のことながら、夏休み真っ最中のこの時期に大会日時を設定されました。こうなると「他の学会が」という言い訳が通じなくなります。それに、たまには母校の皆様に顔を見せる必要もあろう、と会場の京都府立大学・稲盛会館に足を運んだ次第です。ですから、なんと10年ぶりの洛北史学会大会参加です。

この時期の開催だから人に会わないのではないか、それにあまりに久し振りの参加で忘れ去られているのではないかと思ったのですが、心配は無用でした。なかなか会うことも少なかった後輩たちも来ており、プチ同窓会といった雰囲気になりました。残念ながら指導教員にお会いすることはできませんでしたが、名誉教授のK村先生やI口先生が参加されており、ずいぶん久しぶりにご挨拶できました。

さて、会の次第は以下の通りです↓

第24回洛北史学会大会テーマ:「活用」概念をとらえかえす-文化財保護と歴史叙述-
【報告者】    

村上 忠喜氏
「無形民俗文化財の保護と活用―文化財保護法改正を受けて」

十文字 健氏
郡山城跡の史跡指定への取り組みー史跡の保存と活用に向けてー」

小山 元孝氏
「地域の『いま』から文化財の『未来』を考える―人口減少時代を踏まえて―」

コメント:三好英樹氏

自分の専門分野と被るものはありませんでしたが、いずれの報告も、そして総合討論での話題も、いずれも考えてしまうものばかり。思えば、2019年の洛北史学会例会で日本史の報告者に質問した内容は祇園祭の祭囃子に関することでしたし、今大会の報告者・小山氏が勤務している福知山は、「鬼そば屋」との関係で年に複数回足を運んでいます。歴史学徒としては、他人事では済まされない報告ばかりでした。