洛北史学会大会

毎年恒例、6月第一週に京都府立大学で行われる洛北史学会の大会であるが、今年は初代代表・K村先生の退職記念講演という形になった。先生の専門の関係から、今回の大会の勉強会では「フェミニズム」についてあれこれと勉強した。私には無縁な分野だと思っていたのだが・・・
素人ながらにあれこれ調べて思ったのは、フェミニズムという学問(・運動)は、軸がしっかり固まる前にブームが爆発してしまったのではないのか、という事。だから、多様化・拡散と同時に、逆にその軸と方向性を見定める事が難しくなってしまい、その結果として勢いが弱まってしまったのではないか、と、そんな事を考えながら大会に臨んだ。
もっとも、大会の後半に入ったところでマイクの調子が最低になってしまい、そちらの方に神経を全て取られてしまい、事前に考えていた学問的な事は全て吹っ飛んでしまう。最後の方は殆どマイク無しで報告者・司会者・質問者の方に喋っていただく事になり、冷や汗ダラダラを通り越して、発作的に手首を切りそうになった。


このあとは二次会・・・なのだが、二次会はキャンセルして、四条川端のSIBAに行く。道中で下鴨劇場の後輩二人と遭遇し、巻き込む形でSIBAへ。H堂君、M谷さん、シーラカンスの愚痴に付き合ってくれてありがとうございました。埋め合わせはいずれ、精神的に。

む、考えてみたら、私もこの本、買っていないな。勿論、今回の大会にあたって、全て目は通しているのだが。