イランの人質事件、解決か

まずは、今日のニュースで真っ先に目に付いたこちらの記事を。

イラン:横国大生誘拐 治安当局と武装勢力側、中村さん解放で合意 半年ぶり解決へ
 【テヘラン春日孝之】昨年10月、イラン南東部を旅行中の横浜国立大4年、中村聡志さん(23)が誘拐された事件で、イラン治安当局と犯行グループが中村さんの解放交渉で合意に達したことが2日、分かった。関係者が毎日新聞に明らかにした。双方が合意を実行に移すかという最後の詰めは残るが、事件は発生から半年ぶりの全面解決に向け、最終局面を迎えた形だ。(以下略、毎日新聞

イランのエキスパート、春日孝之氏から、朗報が届いた。詳細な論評は、人質の解放が確認されてから、述べたい。ただ、願わくば、「自業自得」などという、知ったかぶりの「偉そう」な意見と批判が出ないことを。
なお、人質となった中村氏が泊まった宿は、私が8年近く前に宿泊したのと同じ宿である。地震があったから、こんなものだったかな・・・と思い出すのに少し時間がかかった。もし宜しければ、是非ご覧頂きたい。

→イラン・バム、アクバル・ツーリスト・ゲストハウスの門扉(毎日新聞より)

続いては、こちら。

旧ソ連2カ国加盟、12月に再検討=マケドニアは条件付き−NATO首脳会議
4月3日22時1分配信 時事通信


 【ブカレスト3日時事】北大西洋条約機構NATO)首脳会議は3日、前夜に引き続き拡大問題などを協議、旧ソ連圏のウクライナグルジア両国の加盟候補国入りの是非について、今年12月に開かれるNATO外相理事会で再検討することで合意した。マケドニアの加盟問題に関しては、ギリシャとの国名をめぐる対立が解消し次第、早急に承認する方針でも一致した。
 ウクライナグルジア両国をめぐっては、米国が加盟の前段階となるNATOの行動計画への参加を受け入れ、加盟候補国として認定するよう強く主張。これに対して独仏は、両国が政治的に十分に安定していないほか、ロシアを刺激する恐れがあるとして反対した。 

この記事を見て、思わずにやっとした人間は、はたして何人いるだろうか。
やはりギリシアとしては、自国以外に「マケドニア」を名乗る国があるのは、我慢がならないのだろうね。うん、こりゃ、ギリシアからの同意が得られるのが先か、国が滅ぶのが先か、良い勝負だろう。