エジプト西方沙漠レポート07:最終クール突入

敢えて申し上げるまでもないことながら、私が滞在しているエジプトはムスリムが圧倒的多数を占めるイスラーム国家です。そんなわけで、金曜日が休日でありますから、週の始まりは土曜日、ウィークデイの最終日は木曜日です。従って、
「週の始まり=土曜日」
となります。
で。
本日は土曜日、調査も最終クールのスタートの日であります。既に一昨日より撤収準備の段階に入っており、本日も現場の原状復帰作業に明け暮れておりました。すなわち、ひたすらに砂を運ぶ作業に今日も従事していたわけです。これがまた、すごくきつい・・・そりゃ、半日砂をひたすら運んでいたらしんどい罠(笑)というわけで、宿に戻ってお昼をいただいたあと、ころんと寝転がったら30分以上が経過していました。考古学をやっている人に腰痛持ちが多い理由が、よく解ります。いやホント。
そんな宿での笑いのタネにでもしていただこうかと、休日だった昨日は一日、ガラベーヤで過ごすことにしました。けっこう好評でした。私は、やはりこういう日本以外の服飾の方がしっくりくるのかなぁ・・・その所為か、私がネタにされる時はすべて「孫子」ネタにされます。はい。脳内変換をしてください。
※12月20日追記:グレゴリウス暦の12月18日は、ヒジュラ暦では1431年の元旦でした。ハルガ市内が静かだったのは、その所為もあるかもしれません。詳細は→こちらのサイトをご覧ください。非常に便利です。