桜の花びらが咲いているうちに

友人S井君ことToz氏の誘いに乗って(半分くらい嘘)、東京を訪問してきました。今回は、東京もさることながら、彼の自宅から近い川越に足を運んできたら、面白かったですね。
さて、ムーンライトながらに乗って東京にたどり着いたのは2日前の4月2日。山手線に乗ったら悪夢で目が覚めたりと、嫌ぁなこともありましたが、到着して先ず向かったのが上野の寛永寺。ご存知、紱川将軍家の菩提寺です。ですが、行ってみたら恐ろしいほどに小さくてビックリ。上野にある観光案内板などを見てみると、江戸城明け渡しのころに焼き払われて、現在、広壮を誇った敷地の殆どは、東京芸術大学上野動物園に奪われてしまったようです。なるほど。上野の東照宮が改修工事中なのが無念でしたが・・・

そして昼にToz氏と合流、夜は所沢の彼の自宅に泊めていただいたのですが、彼の姉上は歴史学徒であります。つまり、私と同業。部屋で少し話もしましたが、私の視線は、自然と本棚から小揺るぎもせず。職業病という奴ですな。
一夜明けて、向かったところは川越。日本史に詳しい人であれば地名を聞いてピンと来ると思うのですが、この地は江戸時代を通じて、徳川幕府の本拠たる江戸、すなわち現在の東京を守る重要拠点だったところで、それを反映して藩主がコロコロ変わったところです。そんな街ですから、東京に来たときには、少し脚を伸ばしたら面白いモノが見られると思います。特に、歴史好きの人には。

そして今日は、ムーンライトながらにて京都について、そのままの足で府大へ。本日は会議ということで、朝10時から、夕方の6時まで府大に缶詰でした。なかなかにタフな日程です。今、酒が入って少しフラフラとしています。そんな慌ただしいと今日出張で買ったのはこんな本↓

イギリス王室物語 (講談社現代新書)

イギリス王室物語 (講談社現代新書)