新エディンバラ・レポート48:Royal Weddingと募金打ち上げ

前回「レポート」でもお伝えしましたが、ただいまエディンバラは、一番佳い時期を迎えつつあります。気温はさほどまで上がりませんが、好転が連日続き、冬の寒い時期に馴染んだ身としては、この天気に気もそぞろにならざるを得ません。何しろ一日中、建物の中ですごすことになりますので、
「良い天気だなぁ」「残念なことにな」
こんな挨拶を日々繰り返すことになります。そんな私の日々の楽しみは、昼飯時に大学の南側に広がる公園コンプレックスのメドウズに繰り出し、お昼を食べながら論文を読み、午睡を愉しむこと。いわば「独りお花見」なわけですが、なかなかこれが、非常に心地よいのです。そんなわけで、毎日、独り、メドウズにてお花見をするということになります。
さて、そんな中ですが、4月29日は現在の第二王位継承者・ウィリアム王子(「王孫」じゃないの正確には?)の結婚式が催された関係で、大学の授業は一切休講となりました。ナショナル・ホリデーというやつですな。その休日を利用して、エディンバラの郊外に引っ越した留学生さんの新しいフラットに遊びに行ったりしたのですが、一応、ウェストミンスターで行われた式、11時から30分くらいはBBCで中継を観ていました。面白いものですね。新郎新婦が美しいかどうかって、まったく興味がわきませんで、
「これがキリスト教国の王族の結婚式かぁ」
という、本当にそんなことしか考えていない自分が哀しい。で、中継を観ながら文脈分析に勤しんでしまいますので、多分、私と一緒にこういう式を見たら、どんなにロマンチストな女性も一気に興ざめすること、疑いありません。
その同じ日、大学内ライブラリー・バーでは、以前も触れました募金活動Edinburgh for Japanの打ち上げ、After Partyが催されました。非常に楽しい会で、笑いすぎて疲れました。集められた金額には、正直なところ、感嘆の念を禁じえませんが・・・私も数回、助っ人的に募金箱を抱えて構内にあったのですが、投じていただいた寄付の額に、寄せられた関心の高さをひしひしと感じたものでありました。以下、そんなパーティーでの様子の写真をまとめてアップロード↓