岡山日帰りの旅

バイト先からしばらく外れている、この時期を利用して、岡山まで行くことにしました。実はこの1年ほど、ずっと岡山行きを検討し続けしていたのですが、諸般の事情により、見送り続けていました。
実は時期的にも、絶好機は外したかな、というのが本音でした。JRの周遊切符は発行終了、青春18切符の時期でもないですし、ちょっと財布に負担をかけてしまうかな・・・と思いましたが、この機を逃しては、いつ何時行けるかわかりません。そのようなわけで、岡山行きを決断した次第。
さて、岡山に行くといっても、我ながら面白すぎる経路を取ってしまったため、簡単にはいきませんでした。まず阪急電車の始発に乗り、阪急三宮でJR新快速に乗り換えて岡山に行き、そして帰りは姫路までJR→山陽電車で新開地→阪急電車、という鉄道オタクでもなかなかやらないだろう、という凝りに凝った道筋をたどりました。まあ、山陽道は外れていないから幹線ではあるのか・・・しかし片道でも4時間以上かかりますから、日帰りなど余程の物好きでもないとしないのではありますまいか。
さて、岡山は約5年前に来て以来の訪問ですが、今回の訪問は、友人と友人を引きあわせる、というのが目的でした。エディンバラ大学から同地への留学生であるエリーと、京都府立大学での同級生で、今は岡山で教鞭を執っているご主人様旧友のF女史です。まずは岡山駅でエリーと合流、そこから岡山城を見学して、午後は岡山大学近くの「春頃カフェ」というお洒落なお店でF女史と合流、ゆっくりと雑談しながらお昼。F女史は中国文学の専門家、エリーはスコットランド人ということで、何語で話すか迷ったのですが(笑)、幸いエリーは日本語が並大抵の日本人よりも流暢なので、日本語で会話をすることが出来たのは、楽でした。この邂逅が、有益なものとなると良いなぁ・・・そんなことを思いながら、帰路の山陽電車の中で眠りこけたものでした。