鞍馬山ハイキング

たまたま予定も入っていなかった今日、エディンバラ友のなおみさんから
鞍馬山でハイキングしませんか」
と声をかけられまして、行って参りました鞍馬山。思えば一昨年の鞍馬山初訪も、遠方よりの来客からハイキングに誘われてのものでありました。鞍馬山とは、そういうところなのかもしれません。その時と同様、今回も直前まで着ていく服で迷うことになりました。鞍馬山というところは、作務衣で歩くのが実にしっくり来るところなのです。しかし、鞍馬山の気温を勘案して、通常通りのカーゴパンツで赴いたのですが、現地に行ってみところ、日差しは強いものの実にさわやかな気候で、
「ああぁ、やっぱり作務衣で来ればよかったなぁ」
と嘆息する羽目になった次第。
さて、なおみさんと出町柳で合流して叡山電鉄鞍馬山まで向かったのですが、これがまた二両編成の車両は乗客で一杯。我々と同じハイキング客と、途中の貴船で川床料理を目的とする客とで、結局行きも帰りもずっと立ちっぱなしでした。途中に紅葉の木立のトンネルがあるのですが、新緑の葉は赤くなくとも充分に目に映え、おもわずほうっ、と息をついてしまいました。
「次はやっぱり秋だねぇ」
という声があちこちから聞こえてきました。同意したいのですが、同じことを考えている大勢の人で、この叡山電鉄は超満員なんだろうなぁ、と思う次第です。
終点の鞍馬で下車して、貴船神社までゆるやかな登山道をぐるっと一巡りして、だいたい3時間弱・・・かな?途中の鞍馬寺本堂などはパワー・スポットとして人気を集めているのか、ズラリと人が並んでいたので、並んでのお参りは回避しました。縁結びで有名な貴船神社を過ぎ、貴船口から再び叡電出町柳に戻ってきて、河原で寝そべりつつノンビリと雑談にうち興じるなど、休日らしい休日を過ごした一日でした。